日本には合気道や, 花道、茶道、剣道、柔道、書道などのように「何何道」とつ くものがたくさんあります。 これらはただ道という意味ではなく精神や、それらについての考え方という意味 でそれらを 学ぶことで精神的に豊かなより良い人になるよう鍛練する方法なのです。

今日の福音でイエス様が弟子たちにより良い弟子になる道を歩むことを指示なさ いました。 イエス様がこの道を三つの形で描いていていらっしゃいます。その三つは、収 穫、狼の群れと天。

収穫というのは弟子たちは神様の恵みを受けることです。つまり神様からいただ いた才能を実現させて、 より良い弟子になる。

そして狼の群れというのは良い弟子になるために困難や危険や争いにたち向かっ ていくことです。 その中で平安を与えることができたら、より良い弟子になる。

最後に天というのは道の行きつくところなのです。 良い弟子になるためにただイエス様の教えた道を歩むだけに限らないで、到達目 標が必要なのです。

初めの二つの形収穫と狼の群れはより良い弟子になるためのプロセスとして描か れています。 そのプロセスはより良い人間になるためにもとても大切名ことと思います。 でも最後の到達目標、天、という形も大切なのでしょう。 この目標を持つことによってプロセスにそって歩くための希望が生まれるので す。 そしてこのプロセスによって目標を得ることができるのです。より良い人間にな るために。