短くて何か付け加える下さい

      ユダヤ人の文化では天国にふさわしくない罪人の名は地に書いてある、という言 い方があります。多分その言い方の元の意味は、人々は罪があると死後、地に残 されて天国に入れない。つまり汚れのない神様に泥にまみれた人間は近づくこと ができないというのでしょう。

今日の福音で二回、イエス様が地面に何かを書きました。多分今日の福音焦点に したい点はこの女性を非難している人たちも大き名罪を持っている、つまり泥に まみれた人たちなのです多分この人たちの一つの罪は、自分の罪にき付かないこ となのではないか と思います。それだけではなくて自分の罪に気付いているの にそれを面と向かわずに。他人の罪の言いたてることなのです。皆さんも同じ経 験をしたのではありませんか。誰でも罪の意識を背負うのは重いから他の人に罪 をなすり付けるのです。

日本語には「いけにえ」という言い方があります。何かが起きた時に一人の人を 犠牲にして騒ぎを静めようとする考えです。

今日の福音のいけにえは貫通をした女のです。イエス様もこの女のの罪に目をつ ぶってはいないのです。最後に「もう罪を犯してはならない」と言ってました。 多分何も言わすに地面に書いている時にもっと強いメッセージを表わしているの です。それは皆罪人なのです。

もう一つのユダ教の言い方があります。それはいい人の名前は天国に書いてある というものです。まあ。多分私たちが泥にまみれた人にもかかわらず、私たちの 罪を認めて他の人になすりつけないなら、神様も私たちを罪に定めないでしょ う。天国に私たちの名前を書くでしょう。