現代における人間関係が以前と比べたら変わったことについて話します。 人間関係が希薄になった ように思います。親戚の者同士が集まることも少なくなったし。家族も核家族といわれるような小 さなものになり、その中でさえも親と子の関わりも少なくなっているようです。 昔は家族で力を合わせて生活を支えていました。食事の用意をしたり、そのためにまきを切って貯 えたり、水を井戸から運んでおいたりなど。今、子供たちはそういう家族の役割を担うことはあり ません。現代は老人ホームはあるし、病院もあるし、学校もあるし、デパートもあるし、人々の必 要名ものは家族の手によらなくても得ることができます。

昔は多くの価値観は家族の中で自然に学びました。犠牲や、分かち合いや、喜びや、敬う心や、信 頼など、家族の中で学ぶことができました。現代の個人主義の中でこのような価値観は学ぶ機会が なくなりつつあります

今日の福音でマリア様は従姉のエリザベトを訪問しました。産み月に近づいたエリザベトを手伝いに行っ たのです。昔の日本で妊娠した娘の手伝いにお母さんが行くのと似ているでしょ。

この福音に描かれたマリアとエリザベトの関係に神様の祝福が見えます。この関係を通して神様の意 志を実現したということが書かれています。ある意味で、犠牲、分かち合い、喜び、敬う心や 信頼 などを経験することができたら、神様の存在を味わうことができるのです。昔なら、家族の中で。 。。今も???